初心者でも始めやすい♪ハミングで学ぶ響く声のコツ
山口もこ響く声を手に入れよう！ハミングを使った発声トレーニング
日常生活や歌の練習で、「息が抜けて弱い声しか出ない」「大きな声が出ない」「震えた声になってしまう」など、声に関する悩みを抱える方は多いですよね。
特に、「お腹の底から声を出すってどうやるの？」「響く声って何？」といった疑問は、発声の仕組みが見えないからこそ、難しく感じるものです。
そこで今回は、「響く声をつくるコツ」をハミングという発声法を使って解説します。
ハミングとは？
ハミングとは、口を閉じたまま鼻から音を出す発声方法で、簡単に言えば「鼻歌」のこと。ハミングには、以下のような効果が期待できます。
- 喉を締めない発声がしやすくなる
- 音程（ピッチ）を正確に取れるようになる
- 共鳴の感覚をつかみやすい
- ミドルボイス（地声と裏声の中間）をつかみやすい
- 肺活量を鍛えられる（横隔膜を意識）
この中でも特に重要なのが、「共鳴の感覚をつかみやすい」という点です。響く声を身につける鍵となります。
ハミングをやってみよう
基本のハミング練習
- 口を閉じて「んー」と鼻に音を当てるように発声します。
→ 力強く出さず、リラックスした状態で行いましょう。 - 鼻の周りの骨が振動する感覚を意識します。
→ 鼻から息が多く漏れると、弱い音になってしまいます。息漏れが少なくなるほど、共鳴がうまくできています。
音が弱いと感じたときは？
- 椅子に座り、前かがみになりながら下を向いた状態でハミングをしてみてください。そうすることで、音が顔の骨によりあたるためハミングが響きやすくなります。
- ハミングをしたまま、少しずつ体を起こしていくと、安定した音に近づく感覚が得られます。
共鳴の感覚をつかむには？
ハミング中に鼻が振動するのが「共鳴」のサイン。音が鼻の空間に反響して振動が伝わっている証拠です。この感覚を覚えることで、他の発声法でも共鳴を意識した響く声が出せるようになります。
ピアノに合わせて実践！喉を締めない感覚を身につける
以下のYouTube動画では、ピアノの音に合わせながらハミングの練習ができる内容をお届けしています。
具体的なやり方やポイントも詳しく解説していますので、ぜひご活用ください。
🎥 動画はこちら
動画を見ながら実践することで、正しい感覚をつかみやすくなり、響く声を効率的に身につけられるはずです。
まとめ
響く声を手に入れることで、話す場面や歌うときの自信につながります。ハミングは、喉を守りながら声を整える効果的なトレーニング方法です。自宅で気軽に取り組めるため、毎日の練習に取り入れてみてはいかがでしょうか。好きな音楽に合わせてハミングするのも、リフレッシュにぴったりです。
響く声を目指す第一歩として、ぜひ今日から始めてみてください！
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