音程がズレる…?耳と声をつなぐボイトレ練習法
「音程がなかなか合わない」「歌っているとズレてる気がする」
そんな悩みを抱えている方は、意外と多いものです。
実は、音程が安定しない原因は、単に「音感がない」からではありません。
多くの場合、耳で聴いている音と、体(声)で再現する感覚がうまくつながっていないだけなのです。
今日は、そんな「耳と体のズレ」を整えるための練習法をご紹介します。
なぜ耳と体のズレが起こるの?
音は耳に入ってきています。
でも、それを声として「正確に再現する力」がまだ育っていないと、
どうしても微妙な音程ズレが起きやすくなります。
これは決して「センスがない」わけではなく、
単純に脳と筋肉(声帯や共鳴腔)がうまく連携できていないだけ。
だからこそ、耳と体をつなぐための練習を重ねることで、
音程は必ず安定していきます。
耳と体をつなげる3つの練習法
① ハミングで音の高さを感じる
まずは口を閉じて「ん〜」とハミングしてみましょう。
鼻の奥や頭のあたりに響きを感じながら、1音をキープします。
- できるだけ「一定の高さ」を保つこと
- 響きがズレると高さもブレるので、振動を感じ取る意識が大切です
これにより、耳と体の感覚が自然とリンクし始めます。
② ピアノやアプリで「真似して出す」練習
音を聴いたらすぐに声で再現する練習をしてみましょう。
- ピアノアプリやチューナーアプリでランダムに音を出す
- 聴いた直後に、自分の声でその音を出す
- 完璧を目指さず、「今、耳に入った音を体でなぞる」イメージでOK
耳で聴いたものを、体が素直に反応できるようにしていきます。
③ 音を滑らせて「音の階段」を感じる
「あ〜〜〜」と声を上下に滑らせてみてください。
いきなり正確な音程に飛び乗ろうとするよりも、
音と音の幅(階段)を感じることが、実はとても大事です。
- 大きく音を動かして滑らせる
- 少しずつ細かい動きにしていく
これを繰り返すことで、音の幅を体で自然に覚えていくことができます。
練習のコツとポイント
- 完璧を目指さないこと
- 「ズレた!」と気にするより、「音を探しにいく」つもりで
- 練習を録音して、自分の耳でも客観的に聴くこと
焦らず、少しずつ体に音を染み込ませていくことが大切です。
まとめ:耳と体がつながれば、音程は自然と安定する
音程が不安定なのは、才能やセンスの問題ではありません。
耳で聴いた音を、体が素直に再現できるようになると、
驚くほどスムーズに音程は安定していきます。
焦らず、楽しみながら、耳と体をつなげる感覚を育てていきましょう。
★もこのプチ日記★
先日、家族で白金台にある自然教育園へ行ってきました。
今年の冬に初めて行ったとき、どんぐりやまつぼっくりを拾って息子がとても楽しんでいたので、ちょうど新緑の気持ちいい季節になったので出かけてきました。
園内に入ると、都会とは思えないほどの自然が広がっていて、土や緑の香りに癒されました。
新緑の中で飲む水筒のアイスコーヒーが格別~~♪美味しかったです。
GWということもあり、園内は人も多く少し賑やかでした。今年のGWは遠出の旅行はせずに、こうして近場でのんびり過ごす予定です。
皆さまはどんな連休を過ごされていますか?
自然教育園、とてもおすすめですので新緑がキレイなこの季節にぜひ足を運んでみてください★
▼自然教育園HP▼
附属自然教育園 Institute for Nature Study
自然教育園の中には、木々が重なってできたアーチのような小道があって、となりのトトロに出てきそうだなあ…なんて思いながら歩きました。

写真の左下に、もうすぐ3歳になる息子の姿も写っています。
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