歌が上手くなるには?初心者が最初に取り組むべき練習3選
〜まずは“声の基礎力”を整えよう〜
「歌が上手くなりたいけれど、何から始めればいいのかわからない」
「音程が不安定…」「声がこもってしまう…」
そんな悩みを感じている方は多いのではないでしょうか?
実は、歌の上達には基礎の積み重ねがとても大切です。
今回は、初心者の方でも今日から始められる、歌が上手くなるための基本トレーニング3つをご紹介します。
まずは「基本」から始めよう!
難しいテクニックや高音の出し方よりも、最初に整えるべきなのは、
呼吸・発声・リズム感といった「声を出すための土台」です。
練習①:腹式呼吸で安定した息をつくる
歌や発声の土台になるのが「呼吸」です。
特に、腹式呼吸を正しく使えるようになると、声の安定感や響きがぐっと良くなります。
「高音が出ない」「音がふらつく」「すぐに息が切れる」といった悩みも、実は呼吸が浅いことが原因の場合が少なくありません。
🔍腹式呼吸ってなに?
腹式呼吸とは、胸ではなくお腹(横隔膜)を意識して行う深い呼吸のこと。
息を吸うとお腹がふくらみ、吐くとへこむように、体の内側(体幹)からしっかり息を扱えるようになる呼吸法です。
喉や肩に余計な力を入れず、リラックスして声を出すためには欠かせない基礎です。
🔹 やり方
- 鼻からゆっくり息を吸い、お腹がふくらむのを感じる
- 口から「スーーー」と細く長く息を吐く(10秒以上を目安に)
- 息の強さが一定になるよう、静かに吐き続ける
💡 コツ
- 胸や肩が動かず、お腹だけが上下するように意識しましょう
- 無理に力を入れず、「下から上へ空気が流れていく」イメージを持つと◎
- はじめは寝転んで行うと、お腹の動きを感じやすくなります
🎵腹式呼吸を身につけると…
✅ 息の量とスピードをコントロールできるようになる
✅ 声が安定し、音程もブレにくくなる
✅ 喉や肩に力を入れず、リラックスして歌える
✅ 長いフレーズもラクに歌えるようになる
練習②:母音発声で声の芯を整える
「あ・い・う・え・お」などの母音練習は、発声の軸をつくる基本です。
母音を正確に出せると、歌詞がはっきり聞こえ、響きも安定します。
🔹 やり方
- 背筋を伸ばし、深呼吸して準備
- 「あ〜」「い〜」など一音ずつ、ゆっくり丁寧に発声
- 口の形・声の響き方を意識しながら行う
💡 コツ
「い・う」は響きがこもりやすいので、上の歯と下の歯の間に人差し指一本分くらいの隙間(5mmくらい)をあけるようにしてみよう
練習③:手拍子でリズムを体に刻む
歌が上手な人は、リズムのとり方が自然です。
リズム練習は地味に思えるかもしれませんが、音程の安定にもつながる大切なトレーニングです。
🔹 やり方
- メトロノームや好きな曲を流す
- 1・2・3・4とカウントを取りながら手を叩く
- そのリズムに乗せて、簡単なフレーズを口ずさむ
💡 コツ
足でリズムをとったり、体全体でリズムに乗るのも◎
初心者にありがちなNG行動
❌ 高音ばかり練習してしまう
❌ 無理に大きな声を出そうとする
❌ 録音せず感覚だけで練習する
❌ 1回でうまくいかないと諦める
🔁 アドバイス
まずは「できるところから」。小さな成功体験が上達への第一歩です!
まとめ|歌は“積み重ねで育つ技術”
歌が上達するには、特別なテクニックよりも、
呼吸・母音・リズムといった基礎を大切にすることが一番の近道です。
小さな積み重ねを通して、自分の声が少しずつ変わっていく感覚を楽しんでみてください。
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