拗音を鍛えて滑舌改善!クリアな発声で伝わる話し方へ

「最近、滑舌が悪くなった気がする」「言葉をかみやすくなった」
そんな悩みを感じることはありませんか?
もしかすると、舌や唇の筋力の低下が影響しているかもしれません。

滑舌トレーニングを行うことで、口腔内の筋肉が鍛えられ、発音がはっきりし、言葉がスムーズに伝わるようになります。
拗音(ようおん)の発音を意識することで、より自然で流れるような話し方につながります。

拗音が出しづらいのは、母音と子音が連結する際に舌や唇の細かい動きが必要になるからです。
「きゃ」「しゅ」「ちょ」などの音は、単独の音よりも舌の素早い切り替えが求められます。

今回は、拗音を中心に、効果的な滑舌トレーニングをご紹介します。

1. 拗音とは?発音をクリアにするために

拗音(ようおん)とは、「きゃ・きゅ・きょ」のように、二つの音が組み合わさってできる発音のことです。
正しく発音することで、言葉がよりはっきりと伝わり、聞き取りやすくなります。

拗音の基本例

✅ 「き」+「や」=「きゃ」

✅ 「し」+「や」=「しゃ」

✅ 「ち」+「や」=「ちゃ」

拗音をスムーズに発音するには、まず「き」「し」「ち」「に」「ひ」「み」「り」など、母音イを含む音を明確に出せているかを確認することが大切です。


2. 拗音を滑らかにするトレーニング

拗音を正確に発音するための基本練習を行いましょう。
一つ一つの音を丁寧に発声することがポイントになります。

練習のポイント

  1. 「き」と「や」を分けて発音
    例:「き」「や」
  2. 「きーやー」と伸ばして発音
    例:「きーーやーー」
  3. 徐々に短くしていく
    例:「きーやー」→「きや」→「きゃ」

この流れで発音することで、クリアな拗音が発声できるようになります。

他の拗音も発声してみよう!

  • きゃ きゅ きょ
  • しゃ しゅ しょ
  • ちゃ ちゅ ちょ
  • にゃ にゅ にょ
  • ひゃ ひゅ ひょ
  • みゃ みゅ みょ
  • りゃ りゅ りょ

苦手な拗音があれば、基本の練習を繰り返して発音を整えていきましょう。


3. 早口言葉で実践トレーニング

拗音の発音を強化した後は、早口言葉を使って、より実践的なトレーニングを行います。
言葉をスムーズに発音するための筋肉を鍛え、表現力を高めていきます。

練習フレーズ「東京都特許許可局」

  1. ゆっくり発声しながら、顔の筋肉も大きく動かす
  2. 小さな声にならないよう、音を前に飛ばすイメージで発声
  3. 少しずつテンポを上げる
  4. 3回連続で発声し、スムーズに言えるようにする

はじめは、ゆっくりと丁寧に発声することを心掛け、無理に速くしないことが大切です。
慣れてきたら、徐々にスピードを上げ、自然な流れで発声できるようにしましょう。


4. まとめ

今回のトレーニングでは、拗音と早口言葉を活用した実践練習を行いました。

  • 拗音を正しく発音することで、聞き取りやすい発声になる
  • 顔の筋肉を意識することで、より豊かな表現につながる
  • 早口言葉でリズムを意識しながら、発声のスムーズさを強化

毎日続けることで、発音のクリアさが増し、自然と滑舌が良くなっていきます。
ぜひ、このトレーニングを日々の習慣に取り入れてみてください。

▼YouTube動画でも練習方法を紹介しています
動画と一緒に練習することで、より効果を実感しやすくなりますよ♪

もこの気まぐれノート

先日、田町の会場でレッスンでした。

会場では、雛人形が丁寧に飾られており、季節のおもむきを感じる素敵な空間でした♪

寒い日がまだまだ続きますね。皆さまどうかお体にはお気を付けて、ご自愛ください★ミ

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