プロを目指す人のための舌トレーニング – 滑舌&発声のレベルアップ

話し方や歌声に自信をつけるには、舌の柔軟性や筋力を鍛えることが大切です。特に、プロを目指す方にとっては、発声や滑舌をよりクリアにするためのトレーニングが欠かせません。今回は、舌を鍛えて発音を明瞭にし、声の響きを良くするためのトレーニング方法をご紹介します。

舌の柔軟性を高めるトレーニング

1. 舌回しエクササイズ

舌を口の中で 円を描くように回す トレーニング。筋肉をほぐし、発音のスムーズさを向上させます。

  • 右回り5回、左回り5回を繰り返す。
  • 舌の付け根までしっかり動かす。

2. 舌の独立トレーニング

舌先のコントロールを強化し、発音の明瞭さを高めます。

  • 「タ・ダ・ナ・ラ」をゆっくりはっきり発音。
  • 舌先を上あごにしっかり当てる。

3. タングトリル(巻き舌)の練習

タングトリルは、舌をリラックスさせることで、スムーズな発声につなげるトレーニングです。声帯の緊張をほぐし、発声前のウォーミングアップとしても効果的に活用できます。

やり方

✔ 一定の息を出しながら、舌先を「トゥルルルル」と振動させる。
✔ 口を軽く開け、リラックスした状態を保つ。
✔ 舌先を上前歯の裏側に軽く当てて発声する。

🎥 タングトリルのやり方を動画でチェック!
やり方がわからない方は、実践動画を参考にしてみてください。発声のスムーズさを高めるために、ぜひ毎日の練習に取り入れてみてくださいね。


滑舌向上のための発音トレーニング

パ・タ・カ・ラ体操で舌と口の筋肉を総合トレーニング

舌をしっかり動かす発音トレーニング「パタカラ」は、口腔内の筋肉を総合的に鍛えることで、発音の明瞭さやリズム感の向上に効果的です。簡単にできるので、毎日の習慣に取り入れてみましょう。

基本のやり方

① 「パパパパパ」「タタタタタ」「カカカカカ」「ラララララ」を、それぞれ3秒間ずつ繰り返す。
② 次に「パタカラ」を10回連続で発音する。

このトレーニングを継続することで、舌の可動域が広がり、発音がスムーズになります。

アレンジ編

基本の「パタカラ」に慣れたら、以下の応用トレーニングを試してみましょう。
✔ 「パタカラ」 → 「バダガラ」 → 「マナハラ」 の順でリズムをつけながら発音
✔ 速さを変えてチャレンジ(ゆっくり・普通・速く)
✔ ピッチを変えて発声(高め・低めの声で発音)

こうしたアレンジを加えることで、より実践的な発声につながり、自然なリズム感も養われます。話すときの滑舌に自信を持ちたい方や、より豊かな表現力を目指したい方におすすめです。

まとめ

舌の動きがスムーズになることで、滑舌の精度が上がり、発声の安定感も向上します。プロを目指す方にとって、舌のトレーニングは欠かせない要素。今回ご紹介したエクササイズを日々の練習に取り入れることで、よりクリアで響きのある声を手に入れることができます。

発声のクオリティを高めて、自信を持って話せる・歌える声を目指しましょう!

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