「えー」「あのー」をなくして、スムーズに話すコツ|伝わる話し方の練習法

話しているときに、つい「えー」「あのー」と言ってしまうことはありませんか?
特に プレゼンや営業、商談の場では、話し方がそのまま説得力や信頼につながる ため、不要な言葉を減らし、クリアで分かりやすい話し方を意識することが重要です。聞き手がスムーズに理解できるようになると、伝えたい内容がより効果的に届くようになります。

そこで今回は、余計な言葉を減らし、スムーズに話せるようになるためのコツをご紹介します。


なぜ「えー」「あのー」が出てしまうのか?

話すときにこのような言葉が出る理由はいくつかあります。

次に何を言うか考えている間を埋めるため
緊張して言葉が詰まりやすくなっている
言葉を整理する時間を取れていない
話の流れをつなげようと無意識に入れてしまう

こうした癖を直すには、話すリズムを整え、言葉を整理する力をつけることが大切です。


「えー」「あのー」を減らすための具体的な方法

1. ゆっくり話す意識を持つ

話すスピードが速いと、頭の中で言葉を整理する時間がなくなり、つなぎの言葉として「えー」「あのー」が増えがちです。
意識的にワンテンポ遅らせるつもりで話すと、自然と余計な言葉が減っていきます。

練習法
・一文ごとに軽く息を吸い、区切りを意識する
・話しながら「えー」「あのー」が出そうになったら、一度 無言の間(ポーズ) を入れる


2. 短い文章で区切る

長い文章を話そうとすると、途中で考える時間が必要になり、「えー」「あのー」が出やすくなります。

短い文をつなげるように話すことで、言葉にリズムが生まれ、スムーズに伝わります。

練習法
・1つの文を 「○○は○○です。」のように簡潔にする
・考える時間が必要なときは 「少し考えますね」 と前置きする


3. 滑舌トレーニングで言葉をスムーズに出す

言葉につまる原因のひとつに、口や舌が十分に動かず、スムーズに発音できていないことがあります。

以下の 滑舌トレーニング を行うことで、言葉の流れが良くなり、自然な話し方につながります。

五十音をはっきり発音する – 1音ずつゆっくり、明確に発音し、口の動きを意識する
リップロールで口周りをほぐす – 唇を震わせることで、口の筋肉をリラックスさせ、発音をスムーズにする
舌のトレーニングを行う – 舌を大きく動かすことで、滑らかに発音できるようにする(例:舌まわしや舌出しのトレーニングをやってみる)
早口言葉を使って発音を鍛える – 口や舌の素早い動きを習慣づける

以前のブログ記事では 初心者から上級者向けの早口言葉10選 をご紹介しています。発音をよりクリアにしたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

噛まずに話す ~滑舌を鍛える早口言葉10選~ - VOICE OFFICE TOKYO

舌や口の筋肉を鍛えることで、発音の精度が上がり、言葉が詰まりにくくなります。


4. 自分の話し方を録音してチェックする

自分がどのくらい「えー」「あのー」を使っているかを知ることも大切です。

録音して聞き返すと、どの場面で余計な言葉が出やすいかが分かるので、意識的に減らす練習がしやすくなります。

練習法
・スマホの録音機能で話してみる
・「えー」「あのー」が出た部分をメモし、改善ポイントを探す


まとめ

「えー」「あのー」を減らすためには、話すスピードを整え、言葉を簡潔にし、発声をスムーズにすることが大切です。

ゆっくり話す意識を持つ
短い文章で区切る
滑舌を鍛えるトレーニングを取り入れる
自分の話し方を録音して分析する

これらを実践することで、よりクリアで自信のある話し方が身につきます。

ぜひ、今日から少しずつ意識してみてくださいね。

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